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    Categories: 雑感

18年卒就職活動スタート、情報に躍らせられない活動を

3月1日、2018年卒業予定の大学生などを対象とした企業説明会が解禁されました。いよいよ、就職活動が本格的にスタートです。

  • 3月1日:企業説明会スタート
  • 6月1日:面接等選考活動スタート
  • 10月1日~:内定式

今年も「売り手市場」と言われる、学生有利な状況で進みそうです。3月1日に就職フェアに参加した中堅企業人事部長は「学生数が減っていることはない。企業側の求人が増えている。昨年も人を集めるのが厳しかったが今年はさらに厳しそうだ」と今後の展望を語っています。昨年の状況を見ると、採用予定数に達しなかった企業が、私のクライアントでも多くいます。そういった企業は「今年こそ!」と意気込んでいますが、果たしてうまくいくのでしょうか。

というのも、クライアントのなかで誰もが知っているような企業は、応募者が増えすぎて逆に困っているような状態だからです。年々、学生の希望が有名企業に集中するようになっていると強く感じます。就職情報誌・就活サイトや就職エージェント、そして大学の就職課には情報が溢れかえっていますし、どうしても有名企業は光って見えるからではないでしょうか。採用できる企業とできない企業の格差はますます広がると想定されます。

さて、学生のみなさんには一つ考えて欲しいことがあります。就職サイト、就職エージェントはなぜ無料で利用することができるのかということ。税金で運営している公共事業でなければ、慈善事業でもありません。営利目的の株式会社が運営しているものである。学生側に課金していないということは、企業側に課金しているわけです。ということは、お金をもらっている側に都合の良いように運営するとみるべきです。そういった媒体が発信している情報は、企業側に最大限寄り添ったものとなっているとの考え方も頭の片隅にはおいておくべきでしょう。都合の悪いことはあえて発信することはしません。発信する必要もありません。

ぜひ、自分自身で情報収集し、本当に自分にあった企業を選択してほしいと願っています。

本サイトもその一助になれば幸いです。

mio.kawana :