就職JYOHO,tenshoku情報

就職・転職の成功は正しい情報入手から < Kawa navi >

人材開発

人は何歳まで勉強しなければならないのか?!

投稿日:

このエントリーをはてなブックマークに追加

「生涯勉強」という人もいますが、実際、社会人になってから、会社に通勤しながら、何かを勉強しているという人がどれくらいいるのでしょうか。もちろん、業務に必要な資格試験をクリアーするための勉強や、海外との取引をするための語学勉強をする人はいるでしょう。しかし、いまさら「世界史」学びますか?「因数分解」しますか?

学校教育等の子供に対する教育を「ペタゴジー」と呼ぶのに対して、成人に対する教育を「アンドゴラジー」と呼びます。「ペタゴジー」は、義務教育に代表されるように学ぶべきだとされていること、将来的に役立つとされることを学習するのに対し、「アンドゴラジー」は、仕事や生活に直接的にかかわるテーマで、即効性が期待できるテーマを学習することに特徴があります。

「アンドゴラジー」には6つの要素があるとされています。

  1. 知る必要性
  2. 自己決定性の増大
  3. 学習資源としての経験
  4. 学習準備性
  5. 学習への方向付け
  6. 学習の動機付け

成人の学習者は、なぜそのテーマを学ぶのかということを明確に理解していなければなりません。学習の必要性を自己認識しない限り、効果が出ないどころか、そもそも学習する時間を確保することすらできません。そして、学習の必要性を理解したうえで、そのテーマを学習することを自ら決意することも重要です。また、昇進や昇格といった外発的動機付けだけではなく、学習の結果により仕事への満足感や達成感につながるような内発的動機付けもあると、成人の学習ははより積極的になる傾向にあります。

つまり、ビジネスパーソンとして成功するためには、「アンドゴラジー」という言葉の意味をして、「生涯勉強」です。









-人材開発

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

優良企業は人材への投資効率が良いという事実

会社において、従業員は「ジンザイ」。漢字に直すと、「人罪」→「人在」→「人材」→「人財」、まれに「人彩」なんて呼ぶ会社もあります。直接従業員がお客様に価値を提供するサービス業だけではなく、製造業でも不 …

「顧客のニーズ」って何?!

モノを販売する時に、必ず出てくる言葉が「顧客のニーズ」というもの。「顧客のニーズに応えるサービスを提供します」は、どの会社にも当てはまるありきたりの言葉ですが、非常に重要な言葉です。しかし、この「顧客 …

従業員教育はいつも後回し?!

企業の業績が好転すると、必ずと言っていいほど経営者の口から出てくる言葉があります。「従業員教育」です。企業理念や経営方針の中に「教育」という文字を入れている企業は非常に多いのですが、現実的には教育はい …

課題解決はマグロ解体ショー!

成功しているビジネスパーソンは、課題解決力が高い・・・。では課題解決力とは?! 数多くの解決方法を持ち合わせているということもありますが、それよりもまず、“課題を特定する力がある”ということです。 課 …

事業承継は、経営者がネガティブ連想するから進まない?!

色々な会社にお邪魔して、経営者の方とお話をすると、多くの会社で「事業継承」が話題になります。「自分ももう歳だから、あとを任せる人に会社を任せてのんびりしたい」なんて言う社長は珍しくありません。しかし、 …

気になる企業名を入力してください。

倒産,ブラック,不祥事,行政処分,代表逮捕…
気になる企業名を入力してください ↓

気になる企業名を入力

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。