就職JYOHO,tenshoku情報

就職・転職の成功は正しい情報入手から < Kawa navi >

人事部 人材開発

人事担当者は“マニュアル人間”?!

投稿日:2017-06-16 更新日:

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務行政研究所の発表によると、人事部門が「現在力を入れていること」のトップは「労働に関する法令順守」となっており、「人材育成」は第4位です。しかし、「将来、需要が高まるもの」でみると、「人材育成」がトップ、「メンタルヘルスケア」が第2位となっています。この結果からも、人事部門が板挟みとなっている理想と現実が見て取れます。従業員を育てたり支援したりするのが本来の人事部門の役割であると認識しながらも、日々、実際にやっていることは、残業チェックや休日出勤対応、従業員が起こしたトラブルの解決ばかりであるということでしょう。

そもそも、人事部門の役割は大きく分けて4つあります。

  • 採用
  • 教育・研修
  • 人事労務管理
  • 人材配置、人事制度設計を含む人事戦略

それぞれが専門知識を用いて業務を遂行する必要があるため、人事部門に十分な人員が割かれている大企業であれば、それぞれに担当がついています。しかし、中小企業ではこうはいきません。従業員数が100名を切っている企業であれば、多くの場合が、4つの機能を一人で担当しています。その結果として、人事部門担当者の業務量が膨張し、メンタル不調を訴える人が出てくることも珍しくありません。

業務を確実に、そして的確に処理していくために、人事担当者は、「人事労務管理などのルーティン業務をこなすための専門知識と、処理能力(オペレーティブな仕事を回す能力)」「人事戦略を企画・立案するための専門知識と、実行のための対人折衝能力(戦略的な仕事を行う能力)」を身につける必要があります。
しかし、ここに壁があります。人事部門の業務は季節性の高い業務が多いため、同一業務を短期間に複数回経験することが不可能なのです。採用活動は年一回ですし、年末調整に至ってはごく短期間に集中して実施するのみです。
こうした簡単には実務を経験できない状況ですので、疑似的に業務をイメージさせるために、詳細な業務マニュアルを作る必要があるでしょう。ルーティンワークも多いので抜け漏れがないように対応していきます。

そうなのです!実は人事部門の担当者こそマニュアル人間である可能性が高いのです。(中小企業の人事関連業務をすべて一人で行っている担当者の場合に限りますが。)
面接では「自分で考えて行動する人」を求めている人事部門担当者ですが、その求める人物像は、実は自分自身のウィークポイントであるかもしれません。

 

より良い就業環境を求めて、まずは行動を<PR>








-人事部, 人材開発

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

最近流行りのコンピテンシーリストとは?!

目標管理等の人事評価制度を導入したはいいものの、うまく運用できず悩んでいる人事担当者は少なくありません。期初に上司と部下でその期の目標について話し合い、双方納得した上で決定した目標の達成を目指し、その …

人は何年経ったら成長するのか?!

人は何年努力すれば、高いレベルの知識やスキルを獲得することができると言われていると思いますか? 熟達化研究の第一人者であるフロリダ州立大学教授エリクソン氏は、10年にわたる練習や経験が必要だとしていま …

目標設定が下手な企業の先行きは暗い

目標設定は、企業としての戦略の象徴であり、社員に対する人材育成の手段の一つです。それにもかかわらず、近年、非現実的な目標を設定する企業や部門が目についています。 例えば、Aという商品をBという市場に対 …

モチベーションをあげるために必要なこと!

モチベーションが高いか否かは、各々の生産性に大きく影響します。管理職向けのビジネスセミナーでは、必ずと言っていいほど、上司と部下の関係の中で称賛や叱責を通してモチベーションをマネジメントすることを学び …

「人間、ハタチを超えたら変わらない」のか?!

「人間、二十歳を超えたら変わらない・・・」 「原付のエンジンでは、高速道路は走れない・・・」 人は行動を変えることができるのでしょうか。人材育成の一つのゴールに行動変容というものがあります。行動変容は …

気になる企業名を入力してください。

倒産,ブラック,不祥事,行政処分,代表逮捕…
気になる企業名を入力してください ↓

気になる企業名を入力

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。