4月3日、多くの企業で入社式が行われました。新しく社会人となった新入社員は、経営層をはじめ、色々な人から多くの言葉をもらったと思います。どんな言葉があったでしょうか。先輩方は過去の経験の話、自分が新入社員だったことの話・・・などなど。
時事的な話、社内的な話を除けば、ほとんどが「社会人としての心構え」だったのではないでしょうか。
学生と社会人の違いはなんでしょう?
- 学生:社会人=自由な交友関係:誰とでも協調しなければならない
- 学生:社会人=自由な時間:時間管理を徹底しなければならない
- 学生:社会人=自由な服装:場面に合わせた服装をしなければならない
- 学生:社会人=親からの仕送り、アルバイト:給与
- 学生:社会人=自分中心:相手中心
言い換えれば、「学生から社会人へのマインドチェンジ」です。今日時点でマインドチェンジができていなくとも、近いうちにマインドチェンジはしなくてはなりません。と、簡単にいうものの、マインドチェンジは容易ではありません。ここ数年の傾向からすると、学生気分が抜けず、無断で遅刻や欠席をしたり、言葉遣いがおかしかったり。昨年は、書類の提出の仕方をしかったら、翌日から出社しなくなったという事例もありました。
採用~内定~入社式~新入社員受け入れには、費用も時間も労力もかかります。こんな新入社員を採用してしまうと、当然、人事部・採用担当の責任という話になります。社内的には。人事部の置かれる立場は非常に厳しいものとなります。
ですから、人事部は社内からのプレッシャーを受けながら、採用面接を実施しているのです。面接は、面接官もある意味緊張しているのです。